ヤクルトのドラフト(2023)指名選手をポジティブ男的に評価させていただく

こんにちは、スワローズファン歴15年くらいのポジティブ男です。

 

少し前の話題ですが、2023年のドラフト会議も盛り上がりましたね。

そして我らがヤクルトスワローズは支配下で5人、育成で2人の選手を指名しました。

彼らは一体どんな選手たちなのか。

気になったので個人的に調べ、簡単なプロフィールや選手としての特徴、参考になりそうな動画、球団コメントを載せてあります。

 

ポジティブな見方しかできない人間による指名選手チェックですが、スワローズの指名選手に興味のある方は最後までお付き合いください。

2023年ヤクルトスワローズ指名選手一覧

  1. 西舘 昂汰(にしだて こうた) 大卒22歳 投手 右投右打
  2. 松本 健吾(まつもと けんご) 社会人24歳 投手 右投げ右打ち
  3. 石原 勇輝(いしはら ゆうき) 大卒22歳 投手 左投げ左打ち
  4. 鈴木 叶(すずき きょう) 高卒17歳 捕手 右投げ右打ち
  5. 伊藤 琉偉(いとう りゅうい) 社会人21歳 内野手 右投げ右打ち

支配下では以上5名、

育成は

1位 髙橋 翔聖(たかはし しょうせい)、2位 髙野 颯太(たかの そうた)

の2名。

ドラフト1位「西舘 昂汰(にしだて こうた)」

選手としての特徴

先発投手として即戦力の活躍が期待される大卒右腕。

MAX152km/h、常時140中盤と力のあるストレートに加え、120後半のスライダー、カット、フォーク、チェンジアップと多彩な球種を操る。(映像ではカーブも投げたように見えるが詳細は不明)

Max150という球速に加え確かな球威を感じさせるストレートが魅力で、シュート方向に動く時と動かない時とがあるようだ。これらは投げ分けているのかと思ったが、スカウトの評価をみる限りは単にクセ球らしい。

投げるたびに声が出る事や会見での表情から、感情が表に出るタイプと思われる。一方で会見内での発言には気遣いが見られ、人格にも優れていると期待が高まる。

実力と人格。本人の言う「人としてひきつけられる選手になりたい」という目標に向け十分に期待のできる逸材だ。

参考動画

球団コメント

長身から投げ下ろす角度あるストレートはMAX152キロ。投球技術に長けるクレバーな投手。開幕ローテーション入りを狙う。

引用元:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

高津監督コメント

1位指名の西舘昂汰投手について

(西舘投手との交渉権を獲得)
まさか単独指名できるとは思っていなかったので、非常に嬉しく思っています。

(西舘投手を指名した理由)
一番は総合力ですね。スピードも変化球もですが、特に制球力が素晴らしいです。総合力を評価して指名しました。

(一年目のシーズンで期待することは)
もちろん先発ローテーションに入ってほしいです。一年目とは思えないようなピッチングをしてほしいですし、チームを引っ張っていくような投球を期待しています。

引用元:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

ドラフト2位「松本 健吾(まつもと けんご)」

選手としての特徴

「今のままでもプロで通用する」との声も多い即戦力候補の社会人右腕。個人的には「なぜ2位で指名できちゃうんですか!?」ってレベルで完成度の高い投手だと思っている。

力強いフォームから放たれるMax152キロのストレートを持ちながらも、130キロ前後のスライダー、カット、フォークなどの変化球を中心に低めに集めて打ち取るスタイル。

球速のあるストレート、多彩な球種、キレ、コントロール、どれをとっても一級品の逸材である。

参考動画

球団コメント

最速152キロのストレートと多彩な変化球が武器の社会人ナンバーワン右腕。クレバーな投球で、1年目から先発ローテーションを狙う。

引用元:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

ドラフト3位「石原 勇輝(いしはら ゆうき)」

選手としての特徴

しなやかな腕の振りが特徴的の大卒左腕。Max149キロ・常時140中盤のストレートと、120キロ前後の大きく曲がるカーブを中心に投球を組み立てる。

他にもスライダーやチェンジアップといった球種を持つようだが、投球のほとんどはストレートとカーブ。

特にストレートは球速以上に威力があるようで、本格派左腕として大きな期待がかかる逸材である。

参考動画

球団コメント

MAX149キロを誇る左の本格派左腕。威力のあるストレートとキレのある変化球を武器にチームの救世主として期待。

引用元:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

ドラフト4位「鈴木 叶(すずき きょう)」

選手としての特徴

走攻守の揃った高卒捕手。中でも守備の評価が特に高く、二塁へのスローイングは1.8秒台を記録している。

クローズドスタンスの打撃も特徴で、右方向への意識が伺える一方で高校通算21発の長打力も持つ。

捕球から握り替えの早さや送球の強さ、フットワークにも優れており、総合的に守備面での活躍が期待される逸材である。

参考動画

球団コメント

強肩強打の高校生捕手。柔らかいスローイングが持ち味。将来のレギュラー候補。

引用元:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

ドラフト5位「伊藤 琉偉(いとう りゅうい)」

選手としての特徴

走攻守で期待のかかる社会人内野手。軽快な動きが特徴で、身体のキレの良さは打撃にも守備にも発揮されている。

特に守備面での評価が高く、ヤクルト球団としてはショート守備での貢献を期待しているとのこと。

柔らかさのある打撃も魅力で、将来的には攻守にわたる活躍が期待される逸材だ。

参考動画

球団コメント

軽快なフットワークと正確なスローイングで安定した守備力を誇る遊撃手。打撃もしぶとくコンタクトが良い。走・攻・守、三拍子揃った選手。

引用元:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

育成

育成ドラフト1位「髙橋 翔聖(たかはし しょうせい)」

右投げ右打ちの17歳高卒投手。身長187cm、体重81kg。

球団コメント

スリークォーターから繰り出すストレートは最速147キロ。体が細くまだ経験値も浅いが、じっくり育てていけば将来大化けの可能性を秘めた投手。

引用元:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

育成ドラフト2位「髙野 颯太(たかの そうた)」

右投げ右打ちの18歳高卒内野手。身長176cm、体重90kg。

球団コメント

がっしりとした体型で体に力があり、長打力が魅力の選手である。技術的にはタイミングの取り方が上手く、一振りで仕留める能力には高さがある。持ち前の打撃を磨き、将来的には中軸を打てるレギュラー候補として期待。

引用元:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

総評・まとめ

以上の支配下5人と育成2人の選手たちが、2023年のドラフト会議でヤクルトスワローズの指名した逸材である。

即戦力から将来の中心選手候補まで、バランスよく指名できたのではないかと個人的には思っている。

 

現状のスワローズでは野手のレギュラーは堅く、今すぐに活躍できる選手というよりはじっくり育てて数年後に1軍で活躍してくれる野手を指名。

一方で投手陣、特に先発の整備は急務と言われており、上位で即戦力投手を指名したのはスワローズとしての意図が非常にはっきりと表れていると言える。

 

2連覇からリーグ5位に沈んだ2023年、ここからの浮上を期待するのは勿論だが、長期に渡って強いスワローズでいて欲しいというのが我々ファンの願いだ。

今回指名した選手らは、そんな願いを叶えてくれる素質を十分に持った選手たちだと思う。

 

ポジティブに締めくくった所で、最後に高津監督の総評コメントを載せておこう。

高津監督コメント(総括)

(ドラフトを終えて)
バランス良く、特徴がある選手を獲得できたかなと思います。

(ドラフトで指名した選手に期待すること)
レギュラーや先輩、ベテランの選手たちを脅かす存在になってほしいですね。

(新戦力を迎えて、来年どういう戦いを?)
今年できなかったことがたくさんあるので、今いる選手たちを含めて、みんなで補っていければいいなと思っています。鍛え直して、元気にプレーすることを目指していきます。

引用元:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

前年(2022年)ドラフト記事

2022年のドラフトについての記事はコチラ

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