ヤクルトスワローズの交流戦(2024)をポジティブ男の視点から振り返る

こんにちは、スワローズ大好きポジティブ男です。

プロ野球のシーズンにおいてひとつの恒例行事となっている交流戦。 試合数は18試合と特別多い訳ではありませんが、リーグ戦に与える影響は決して小さくはありません。

当記事ではそんな2024年の交流戦について、ポジティブなスワローズファンの目線で振り返ります。ポジティブ意見に興味のある方はぜひ最後まで読んでみてくださいね!

ヤクルト交流戦2024戦績

18試合 9勝 7敗 2引分 勝率 .562

得点 70 失点 67

打率 .241 防御率 3.52

 

2024交流戦ヤクルト対ロッテ(神宮)

試合結果

  • ヤ3-5ロ
  • ヤ3-3ロ(延長12回)
  • ヤ3-3ロ(延長12回)

感想

 本拠地で開催された2024年交流戦の開幕カード。スワローズは決して調子が悪い訳ではなかったが、マリーンズの粘り強さにやられたように思う。特に2試合目と3試合目。共に得点のチャンスでは好守に阻まれ、勝利を目前にした9回に失点し、どちらの試合もそのまま引き分けとなった。

 ポジティブな要素としては、得点と好投が挙げられる。好守に阻まれつつも、3試合すべてで得点を挙げられたのはファンとして非常に嬉しく思う。また先発として小川投手・高橋投手がしっかりゲームメイクした点や、リリーフ陣が石山投手を除き無失点であった点は大いにポジれる。

 また、個人成績では山田哲人選手が通算1500安打を記録するといったポジ要素もあった。

2024交流戦ヤクルト対楽天(福島・楽天モバイル)

試合結果

  • 楽5-3ヤ
  • 楽8-2ヤ
  • 楽0-4ヤ

感想

 交流戦未勝利でスタートした対イーグルス戦。1試合目はまさかの逆転サヨナラ負け、2試合目は大量失点と良くない流れが続いていた中、ベテラン石川投手がチームを立て直した。降雨コールドとは言え完封で今季初勝利。やはり頼りになる存在だ。

 打線も3試合(23イニング)で22安打と好調。特に長岡選手と青木選手の2人は3試合全てで安打を記録。カード負け越しではあるものの、チームの状態としては悪くなく希望の持てる3戦であった。

2024交流戦ヤクルト対西武(神宮)

試合結果

  • ヤ4-3西
  • ヤ7-2西
  • ヤ3-1西

感想

 石川投手の完封勝利で波に乗ったのか、なんと3連勝。前カード終了時点で9位だった交流戦の順位は4位まで上昇。3試合合計の失点は6、得点は14と上々の数字だ。

 3試合連続で安打をマークした丸山和選手、3試合とも6イニング以上投げた先発投手(吉村・小川・高橋)、2試合に登板し無失点で勝利とセーブを記録した田口投手など、個々の活躍も目立った。

2024交流戦ヤクルト対日本ハム(神宮)

試合結果

  • ヤ4-5日
  • ヤ6-3日
  • ヤ1-0日

感想

 カード頭の試合は落としたものの、それぞれ展開の異なる3試合の中でカード勝ち越しに成功。序盤で先発が崩れるも、終盤追い上げ9回裏に追いつき延長戦に持ち込んだ初戦。相手に10安打許しつつも3失点と粘り、自軍は4安打6得点と効率よく戦った2戦目。互いに無得点のまま試合を進め、8回に犠牲フライでもぎ取った1点で勝利した3戦目。本当に良い試合だったと思う。

 3試合で6安打4打点2本塁打と相変わらずの打力を発揮したサンタナ選手、2試合でスタメンマスクを被り首脳陣やファンの期待に応えた松本直樹選手など、ポジティブな要素も目立った。

2024交流戦ヤクルト対ソフトバンク(みずほPayPay)

試合結果

  • ソ4-2ヤ
  • ソ3-9ヤ
  • ソ6-3ヤ

感想

 1勝できただけでも御の字か、そう思う程に強かったホークス。そりゃパリーグ独走するよねぇ……。スワローズ打線は3試合で26安打14得点と好調であったが、それ以上に点を取った相手が強かった。

 これだけ強大な相手に山野投手や鈴木叶選手など、若い選手に光が見えたのは嬉しい要素であった。

2024交流戦ヤクルト対オリックス(京セラドーム)

試合結果

  • オ3-5ヤ
  • オ9-3ヤ
  • オ4-5ヤ

感想

 2024年交流戦ラストのカードで対戦したのは、昨シーズンのパリーグ王者オリックス。なんと2勝できた。昨季とは大きく顔ぶれが異なるとは言え、勝ち越せた事はポジティブに捉えて良いだろう。

 復帰登板で勝利を挙げた奥川投手や3試合全てで安打を放ったオスナ選手など、リーグ戦再開後の巻き返しに向けて明るい要素も見られた良い試合だった。

総評

 2024年の交流戦、冒頭で述べたように我らがスワローズは18試合で9勝7敗2分と勝ち越した。交流戦前までの不調ぶりを考えると大いに喜べる数字だ。

 更に交流戦中の得点70は巨人・DeNAの72に次いで上から3番目となっており、打線の強力さは間違いないと言える。一方で失点67は千葉ロッテの79に次いで下から2番目。最も失点の少なかった広島(42失点)とは25点もの差がある。やはり課題は投手力なのだろうか。

 数字以外の話をすると、試合の内容は明るいものへと変わってきており、「交流戦前までなら……」と思うような展開でも粘り強く戦っていたように思う。

 この勢いに乗ってリーグ戦再開後も調子を上げて行き、最下位からの逆転優勝へと突き進んでほしい。そしてそれが十分に可能なチームであるのは間違いない。一人のスワローズファンとして、今後のチームの躍進に期待している。

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